本日は「食物繊維」についてのお話です。名前はよく聞くけれど、実は詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
食物繊維は、野菜・果物・海藻・豆類・全粒穀物などに多く含まれる栄養素で、体内で消化・吸収されにくいという特徴があります。かつては「ただの不要物」と考えられていましたが、今では健康に欠かせない成分として注目されています。
食物繊維には大きく分けて「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。
● 水溶性食物繊維は、水に溶けてゲル状になり、腸内の善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれます。血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロールの吸収を抑える働きもあります。
● 不溶性食物繊維は、水に溶けず腸の中で水分を吸って膨らみ、腸を刺激して排便を促進する役割があります。便秘改善にはこの不溶性が特に重要です。
現代人は精製された食品や外食が多く、どうしても食物繊維の摂取量が不足しがちです。日本人の目標摂取量は1日20g以上とされていますが、平均的な摂取量は15g前後にとどまっており、慢性的な「食物繊維不足」と言える状況です。
食物繊維が不足すると、便秘だけでなく、腸内環境の悪化、免疫力の低下、さらには生活習慣病のリスクも高まるといわれています。整体的な視点から見ても、腸の調子が悪くなると骨盤や内臓の位置バランスが崩れやすく、体の不調に繋がることもあります。
手軽に摂取するには、毎日の食事に「+1食物繊維」を意識することが大切です。
たとえば、白米を雑穀米に変える、野菜を一品増やす、味噌汁に海藻を加える、など小さな工夫でもOK。最近では、オートミールやイヌリンといった高食物繊維食品も人気です。
腸を整えることは、身体全体の健康への第一歩。整体と合わせて、内側からのケアもぜひ意識してみてくださいね。
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