「急に腰が抜けるように痛くて動けない…」「ぎっくり腰って、まず病院に行くべき?自宅で何かできるの?」
そう思う方もいるかもしれません。
実は、ぎっくり腰は正しい対処をすれば、その場で痛みを軽減でき、病院へ行くべきかどうかも判断できるのです。
この記事では、ぎっくり腰で動けない時にまず行う応急処置、病院へ行く判断基準、治療の流れ、再発を防ぐ方法を詳しく解説します。
ぎっくり腰で動けない時にまずやるべき応急処置
まずは安静!楽な姿勢を取る
ぎっくり腰直後は、無理に動こうとせず 痛みの少ない姿勢を取ることが最優先です。腰の筋肉が強く緊張しているため、無理に動くと悪化する可能性もあります。
痛みを軽減する正しい横向き姿勢
最も負担が少ないとされるのは 「横向きの胎児姿勢」 です。
- 横向きに寝る
- 膝を軽く曲げて胸に寄せる
- 腰に丸みを作り、力を抜く
- 膝の間にクッションを挟むとより効果的
仰向けやうつ伏せになろうとする必要はありません。力が抜ける姿勢を選ぶことが大切です。
患部を冷やす?温める?正しい判断
ぎっくり腰直後は 基本的に「冷やす」ことが正しい対処 です。炎症が強い状態で温めると悪化することがあります。
アイシングのタイミングと注意点
- 発症直後〜48時間:冷やす
- 1回15〜20分を目安にアイシング
- 直接肌に当てず、タオルなどを挟む
※冷やしすぎると逆に筋肉が硬くなるため、20分以上連続で冷やさないことが重要です。
痛み止めの薬やコルセットは使っていい?
市販の鎮痛剤やコルセットは 正しく使えば痛みを緩和し、動けるようにする手助け になります。
自宅にあるものでできる応急処置
- 市販の痛み止め(ロキソニン、イブなど)
- 冷感湿布
- 腰のコルセット・サポーター
ただし、痛みが軽くなっても 動きすぎないこと が重要。薬はあくまで補助であり、根本治療ではありません。
ぎっくり腰は病院へ行くべき?受診の判断基準
今すぐ受診するべき危険な症状
以下の症状がある場合は、ぎっくり腰ではなく ヘルニアや神経障害の可能性 があるため、早期受診が必要です。
足の痺れ・排尿障害は要注意
- 足に強い痺れ・麻痺がある
- 排尿・排便がしづらい、違和感がある
- 激痛が3〜4日続く
この場合は 整形外科を受診 しましょう。
病院よりも整体・整骨院の方が良いケース
以下の場合は、病院では薬だけで終わる可能性があり、筋肉や骨格の調整が効果的 です。
- 痛みは減ったが動きにくい
- 違和感が長引いている
- 再発を繰り返している
根本改善には 整体・整骨院で筋肉や姿勢・骨盤の調整を行うことが有効です。
病院で診断される主な原因
病院ではぎっくり腰と区別するために以下をチェックします。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 圧迫骨折(特に高齢者)
レントゲンやMRIは、これらの鑑別に役立ちます。
ぎっくり腰の治療方法|病院・整体・整骨院の違い
病院で受けられる治療
ぎっくり腰に対して、病院では以下が中心です。
レントゲン・痛み止め・ブロック注射
- レントゲン・MRI
- 痛み止めや湿布の処方
- 神経ブロック注射
※効果はありますが、根本改善にはつながりにくい場合があります。
整体・整骨院で受けられる施術
ぎっくり腰の根本改善には 筋肉の緊張緩和と骨盤の調整 が重要です。
筋肉の緊張緩和・骨盤の調整
- 筋緊張をゆるめる施術
- 骨盤・姿勢の調整
- 正しい動作指導
再発防止に直結するため、改善したい方には特に有効です。
どの治療を選べばいい?賢い選び方
- 痛みが強い・痺れがある → 病院へ
- 再発予防・姿勢改善 → 整体・整骨院へ
この使い分けが最も効率的かつ効果的です。
痛みを悪化させないために絶対NGな行動
無理に動かす・マッサージをする
強く揉んだり無理に伸ばすと 炎症が悪化したり、筋肉を傷めることがあります。
お風呂で温めるのはNG?
発症直後に温めると 炎症が悪化する可能性 があります。
入浴は 48〜72時間経過して痛みが落ち着いてから にしましょう。
痛みを我慢して仕事や運動を続ける
痛みが軽減した直後は特に無理をしがちですが、慢性腰痛の原因になるので注意が必要です。
再発を防ぐための予防法と日常ケア
痛みが落ち着いたら始めるストレッチ
ぎっくり腰は「治って終わり」ではなく、再発予防のケアが重要です。まずは負担の少ないストレッチから始めます。
腰に負担をかけないストレッチ3選
- もも裏(ハムストリングス)ストレッチ
- お尻(梨状筋)ストレッチ
- 背中の回旋ストレッチ
(※画像は現在制作中。完成後ブログに追記予定。)
姿勢・座り方・起き上がり方のコツ
- 足を組まない
- 長時間座りっぱなしを避ける
- 起き上がる時は「横向き→腕で押して起きる」
日常生活で気を付けるポイント
- 前かがみ動作を避ける
- 荷物は体に近づけて持つ
- 運動習慣を取り入れる
ぎっくり腰は 日常の積み重ねで再発を防げる症状です。
まとめ|ぎっくり腰は「正しい対処」と「再発予防」が鍵
突然立てなくなるほどの痛みが出るぎっくり腰。その場しのぎで痛みを抑えるだけでは、再発を繰り返し、慢性腰痛につながるリスクがあります。
大切なのは次の2点です。
🔎 結論
- 発症直後は「冷やす+安静+楽な姿勢」が最優先
- 痺れや排尿異常がある場合は病院へ
- 根本改善・再発防止には整体・整骨院での施術が有効
ぎっくり腰は「その場の痛み対策+その後の体づくり」をセットで考えることが、再発防止と健康の近道です。
こんな方は専門相談を
- 痛みが落ち着いても、腰が抜ける感覚がある
- ぎっくり腰が何度も繰り返している
- 長時間の座り姿勢や重い物を持つ機会が多い
- 仕事や家事に支障をきたしたくない
- 根本改善をしたいけれど、何から始めればいいかわからない
「とりあえず痛みが治ればいい」ではなく、治りやすい体・再発しにくい体を一緒に作っていきましょう。
🏥 宇都宮すずたつ整体院|ぎっくり腰専門ケア
- ぎっくり腰の 応急対応〜再発予防ケアまで対応
- 姿勢・骨盤・生活動作の改善に特化
- 施術者は 国家資格・柔道整復師
- 個別に 自宅ケア・ストレッチ指導つき
- 病院・整形外科からの紹介も多数
📍 宇都宮すずたつ整体院

住所:栃木県宇都宮市海道町198−20
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