「最近、パソコンやスマホを長時間使うせいか、手首がズキズキ痛む…。もしかして腱鞘炎?どうにか自分で治せないかな?」]
そう思う方もいるかもしれません。実は、腱鞘炎の初期症状であれば、セルフケアによって痛みを和らげたり、悪化を防ぐことが可能です。ポイントは、正しい方法で安静・ケアを継続することです。この記事では、腱鞘炎による手首の痛みを緩和するための5つのセルフケア法を、湿布・テーピング・サポーターの使い方も含めてわかりやすく解説していきます。
腱鞘炎とは?原因と症状を正しく理解しよう
腱鞘炎(けんしょうえん)は、筋肉と骨をつなぐ「腱」が通るトンネル状の構造「腱鞘」に炎症が起きてしまう状態です。特に手首や指を多く使う人に見られ、放っておくと日常生活に支障をきたすこともあります。
原因として最も多いのは、手や指の使いすぎ。家事や育児、パソコン作業、スマホの長時間使用など、知らず知らずのうちに手首に負担をかけているのです。初期症状では、朝のこわばりや違和感、軽い痛みなどが現れますが、悪化すると腫れや熱感、強い痛みを感じることもあります。
腱鞘炎の治し方|日常生活でできる5つのセルフケア法
腱鞘炎は、初期の段階であれば自宅でのセルフケアでも改善が期待できます。以下の5つの方法を試してみてください。
- 安静にする
まず最も重要なのが手首を休ませることです。痛みが出る動作は避け、できるだけ負担を減らしましょう。 - アイシング
炎症が強い場合は、冷やすことで痛みを和らげられます。保冷剤をタオルで包み、10〜15分を目安に当てましょう。 - 湿布の使用
市販の冷湿布や消炎鎮痛成分入りの湿布を貼ることで、一時的に痛みを緩和できます。 - テーピングでの固定
手首の動きを制限することで、炎症の悪化を防げます。キネシオテープなどで簡単に自分で巻けます。 - ストレッチとマッサージ
痛みが落ち着いてきたら、やさしいストレッチやマッサージで血流を促進し、回復を助けましょう。
湿布の選び方と使い方
湿布には「冷湿布」と「温湿布」があり、使い分けが大切です。炎症や腫れがある場合は冷湿布を、慢性的なこわばりや血行不良がある場合は温湿布が適しています。ただし、湿布を貼る前には必ず肌を清潔にし、長時間貼り続けないよう注意してください。
サポーターの選び方と正しい使い方
手首の負担を減らすには、サポーターの活用も有効です。固定力の高いものは痛みが強いときに、薄手のものは日常生活での使用におすすめです。ただし、締めすぎは血行不良の原因になるため、適度なフィット感を意識しましょう。装着は日中の活動中に限定し、就寝中は外すようにしてください。
テーピングで手首を守る方法
テーピングは腱の動きを制限し、痛みの緩和や悪化予防に役立ちます。キネシオテープを使って、親指の付け根から手首を一周するだけでも効果的です。肌に直接貼るため、清潔にしてから使用し、かぶれた場合はすぐに外すようにしましょう。
腱鞘炎を悪化させないための生活習慣
腱鞘炎は、日々の小さな負担の積み重ねで悪化します。作業中の姿勢を見直したり、1時間ごとに休憩を取り軽くストレッチをするだけでも予防になります。また、日常的に筋肉の柔軟性を保つために運動習慣をつけることも効果的です。
改善しないときは病院へ
セルフケアを1〜2週間行っても改善が見られない場合は、整形外科などの医療機関を受診しましょう。医師による診断のもと、消炎鎮痛薬や注射、場合によっては手術が検討されることもあります。
整体院での根本ケアもおすすめです
「自分でケアしているのに良くならない」「何度も再発してしまう」そんなお悩みがある方には、整体でのアプローチも効果的です。
当院では、手首に負担をかける身体の使い方や姿勢を根本から見直し、肩・首・背中・腕まで含めた全体のバランスを調整することで、腱鞘炎の根本原因にアプローチします。また、再発しにくい身体づくりのためのセルフケア指導も行っております。
「もう限界かも…」と思う前に、ぜひ一度当院の施術を体験してみてください。あなたの手首が再び快適に動かせるよう、しっかりサポートいたします。

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