「肩が痛くて夜も眠れない…」「腕が上がらなくて着替えや洗濯がつらい…」「五十肩ってどうやって治せばいいの?」
そう思う方もいるかもしれません。
五十肩は適切な治療やケアを行うことで、痛みを和らげ、スムーズに腕を動かせるようになります。ロキソニンなどの鎮痛薬の効果や、整体・ストレッチなどの治療法を組み合わせることで、症状の改善を早めることができます。
この記事では、五十肩の痛みを和らげる方法として、ロキソニンの効果やストレッチ、整体、生活習慣の改善など、効果的な治療法5選を詳しく紹介します。日常生活で気をつけるポイントや、自分に合った対策を見つけるためのヒントも解説していきます。
五十肩とは?症状と原因を知ろう
五十肩とは?正式な病名と特徴
五十肩は医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患で、肩の痛みや可動域の制限を特徴とします。主に40代から60代の人に発症し、特に明確な外傷がないにもかかわらず、徐々に痛みが強くなっていくことが多いです。この症状は急性期、慢性期、回復期の3つの段階に分かれ、進行すると日常生活に大きな影響を及ぼします。肩を動かすたびに強い痛みを感じることから、「腕を上げるのがつらい」「寝返りを打つと痛みで目が覚める」といった不快な症状を訴える人が多く見られます。
五十肩の症状|初期・中期・後期の変化と特徴
五十肩の症状は段階的に進行し、以下のような経過をたどります。
初期(急性期):痛みの発症と悪化
最初は肩の違和感や軽い痛みから始まりますが、徐々に痛みが増し、特に夜間痛が強くなるのが特徴です。この段階では、腕を上げる動作が難しくなり、日常生活の動作に支障をきたすことが増えます。
中期(慢性期):可動域の制限
痛みがピークを過ぎると、肩の可動域が著しく制限されるようになります。髪を結ぶ、服を着る、背中をかくなど、肩を大きく動かす動作が困難になります。痛みは少し落ち着きますが、動かそうとすると鋭い痛みが生じることがあります。
後期(回復期):ゆっくりとした改善
数ヶ月から1年程度で徐々に痛みが和らぎ、可動域が回復していきます。しかし、完全に元の状態に戻るには時間がかかることもあり、適切なリハビリを行わないと肩の動きが硬くなったままになる可能性があります。
五十肩の原因|なぜ肩が痛くなるのか?
加齢による肩関節の変化と影響
加齢とともに肩の関節や腱の柔軟性が失われ、炎症が起こりやすくなります。特に肩関節の周囲にある滑液包や腱板と呼ばれる組織が硬くなり、摩擦が増えることで炎症が生じやすくなります。これが五十肩の主な原因のひとつと考えられています。
運動不足・生活習慣との関連性
デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い人は、肩を動かす機会が少なく、筋肉が硬直しやすくなります。特に猫背の姿勢が続くと、肩甲骨周りの筋肉が緊張し、血流が滞ることで五十肩のリスクが高まります。また、適度な運動を行わないことで、肩の柔軟性が低下しやすくなるため、予防のためには日頃から肩を動かす習慣を持つことが大切です。
糖尿病・ホルモンバランスの影響
糖尿病の患者は五十肩を発症しやすいことが知られています。血糖値が高い状態が続くと、関節や腱のコラーゲンが変性し、炎症が起こりやすくなるためです。また、女性の場合、更年期にホルモンバランスが乱れることが五十肩の発症リスクを高める要因になると考えられています。
五十肩の治し方|効果的な治療法5選
五十肩の痛みを和らげるには、適切な治療を行い、症状の進行を抑えることが重要です。痛みの軽減や肩の可動域の回復を目指し、自分に合った方法を取り入れましょう。
① 自宅でできるストレッチと運動療法
五十肩の治療において、ストレッチや軽い運動は不可欠です。肩を動かさないでいると可動域がさらに狭まり、回復が遅くなってしまいます。以下のようなストレッチを無理のない範囲で行うことが大切です。
肩の可動域を広げるストレッチ法
五十肩の痛みがあるときでもできる簡単なストレッチとして「振り子運動」があります。片手をテーブルや椅子に置き、上半身を前に倒した状態で反対の腕を垂らし、小さく円を描くように動かします。この動作を行うことで肩の筋肉がほぐれ、痛みの軽減につながります。
リハビリにおすすめのエクササイズ
ペットボトルや軽いダンベルを持ち、肩の前後や左右にゆっくりと動かす運動も効果的です。肩の動きをサポートしながら無理なく行うことで、関節の動きを取り戻しやすくなります。痛みが強い場合は無理に動かさず、少しずつ可動域を広げるように心がけましょう。
② 温めるor冷やす?痛みの強さで使い分ける方法
五十肩の痛みの程度に応じて、「温める」「冷やす」を適切に使い分けることが重要です。
・ 痛みが強い急性期(発症直後) → 炎症が起こっているため、冷やして痛みを和らげる
・ 慢性期(痛みが落ち着いている時期) → 温めて血流を促進し、肩の動きを良くする
冷やす場合は氷や保冷剤をタオルに包んで10~15分ほど当てると効果的です。一方、温める場合は蒸しタオルやお風呂に浸かることで肩の血流を良くし、筋肉の緊張を和らげることができます。
③ 五十肩に効果的なマッサージ・整体の活用法
マッサージや整体を取り入れることで、肩周辺の筋肉をほぐし、痛みの緩和や可動域の改善が期待できます。特に、肩甲骨周りの筋肉をほぐすことで、肩の動きがスムーズになることが多いです。
ただし、症状が悪化する可能性もあるため、痛みが強い時期は強い刺激を避けるようにしましょう。信頼できる整体師や治療院を選び、五十肩に適した施術を受けることが大切です。
④ 鎮痛薬・湿布などの薬の使い方と注意点
五十肩の痛みが強い場合は、鎮痛薬の使用を検討することもできます。市販の鎮痛剤や湿布を適切に使用することで、一時的に痛みを抑え、日常生活を楽にすることができます。
よく使われる薬の例
・ ロキソニン(NSAIDs):炎症を抑え、痛みを軽減する
・ 湿布薬(冷湿布・温湿布):痛みの状態に合わせて使い分ける
・ 漢方薬:体質改善を目的として取り入れることも可能
ただし、長期間の服用は胃腸に負担をかけることがあるため、医師や薬剤師に相談しながら使用するようにしましょう。
⑤ 生活習慣の改善|姿勢・睡眠・食事のポイント
五十肩の予防や回復を早めるためには、日常の生活習慣を見直すことも大切です。
・ 姿勢の改善:デスクワークやスマホ操作の際に猫背にならないよう注意する
・ 睡眠時の姿勢:仰向けや横向きで寝ると肩への負担が減る。痛い側を下にしないようにする
・ 食事の工夫:炎症を抑える効果が期待できるオメガ3脂肪酸(青魚・ナッツ類)を積極的に摂取する
生活習慣を見直すことで、五十肩の回復を促進し、再発のリスクを軽減できます。
五十肩治療|整体・リハビリ・病院の違いと選び方
五十肩の治療には、整体・リハビリ・病院での診察といった選択肢があります。しかし、すべてのケースで病院が必要というわけではなく、多くの五十肩は整体やリハビリによって十分に改善することができます。ここでは、それぞれの治療法の特徴や、どのような場合に適しているのかを解説します。
五十肩は整体院での施術がおすすめな理由
五十肩の多くは、肩関節の周りの筋肉や靭帯の緊張が原因で起こるため、整体で筋肉をほぐし、可動域を広げる施術を受けることで大幅に改善できます。整体院では、手技を中心に肩甲骨の可動性を高めたり、筋肉のバランスを調整することで、根本的な改善を目指すことができます。
整体は次のような人におすすめです。
- 肩を動かすと痛みを感じるが、ある程度動かせる人
- 姿勢の悪さや筋肉のこわばりが影響していると感じる人
- 整形外科で「様子を見ましょう」と言われたが、改善が見られない人
- 薬を使わず、根本的な改善を目指したい人
整体では、ストレッチや関節の可動域を広げる施術を受けながら、自宅でできるセルフケアの指導も受けることができます。痛みがひどくなる前に、早めに整体院での施術を検討するとよいでしょう。
整形外科で受けられる治療とは?
五十肩は基本的に整体やリハビリで十分に改善できるケースが多いですが、重症化してしまうと病院(整形外科)での治療が必要になることもあります。特に、以下のような症状がある場合は整形外科の受診を検討してください。
- 肩の痛みが極端に強く、夜も眠れない
- 肩がまったく動かず、日常生活に大きな支障をきたしている
- 数ヶ月経っても改善が見られない、または悪化している
- 肩だけでなく、腕や指先にもしびれがある
整形外科では、レントゲンやMRIを使って肩の状態を確認し、必要に応じて以下の治療が行われます。
- 痛み止めや湿布の処方:炎症や痛みを和らげるために、ロキソニンなどの鎮痛剤が処方される
- 関節内注射(ヒアルロン酸・ステロイド):強い痛みがある場合、一時的に痛みを和らげるための注射が行われる
- 手術(稀なケース):極端に可動域が制限されている場合や、腱板断裂などが疑われる場合には、手術が検討される
ただし、整形外科では「痛みを抑える治療」がメインとなるため、根本的な改善にはつながりにくいこともあります。そのため、日常的なケアや肩の可動域の回復を目指す場合は、整体やリハビリと併用するのが理想的です。
リハビリはどのくらいの期間続けるべきか?
五十肩のリハビリは、数週間から数か月かかるのが一般的です。痛みの程度や個人の体質によって回復のスピードは異なりますが、適切な運動やストレッチを継続することで、回復を早めることができます。
リハビリのポイントとしては、以下の点を意識すると効果的です。
- 無理に動かさない:痛みが強い時期は無理をせず、できる範囲でゆっくり動かす
- 毎日少しずつ継続する:リハビリは一度にたくさんやるより、毎日少しずつ続けることが重要
- 整体と並行して行う:整体で筋肉の緊張をほぐしながら、自宅でのリハビリを併用する
五十肩は放置すると肩の可動域がどんどん狭くなり、回復が遅れてしまいます。早期の段階で整体やリハビリを取り入れることで、よりスムーズに改善することができます。
どのタイミングで病院に行くべきか?
基本的には整体院での施術が有効ですが、以下のような場合には整形外科での診察が必要になることもあります。
- 強い痛みで日常生活に支障が出ている
- 1年以上痛みが続いており、改善の兆しが見えない
- 肩の動きが極端に制限されている
- 肩だけでなく、腕や指先にも違和感やしびれがある
ただし、軽度~中等度の五十肩であれば、整体やリハビリのほうが根本的な改善につながることが多いです。整形外科では「痛みを抑える対症療法」がメインとなるため、根本的な回復を目指す場合は、整体での施術を受けながら適切なリハビリを続けることが重要です。
ロキソニンは五十肩に効く?薬の効果と注意点
五十肩の痛みを抑えるために、市販薬のロキソニンを使用する人も多いでしょう。しかし、ロキソニンは五十肩の根本的な治療にはならず、あくまで痛みを一時的に緩和する対症療法です。ここでは、ロキソニンの効果や使用時の注意点について詳しく解説します。
ロキソニンの効果|どのように痛みを和らげるのか?
ロキソニンは、**非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)**に分類される薬で、炎症を抑えながら痛みを和らげる作用があります。五十肩の痛みが強いときに服用することで、一時的に炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。
特に以下のような状況でロキソニンを使用すると、痛みの管理がしやすくなります。
- 肩の痛みが強く、夜眠れないとき
- 急性期(発症直後)で炎症がひどいとき
- 日常生活の動作が痛みで困難なとき
しかし、ロキソニンは「痛みを感じにくくする」薬であり、五十肩そのものを治すものではありません。痛みを軽減したうえで、適切な整体やリハビリを行い、根本的な回復を目指すことが重要です。
ロキソニンの副作用と使用時の注意点
ロキソニンは市販でも購入できる薬ですが、使用にはいくつかの注意点があります。
副作用として考えられる症状
ロキソニンは消炎鎮痛効果がある反面、胃や腎臓への負担が大きいため、長期間の使用は避けるべきです。特に以下のような症状がある場合は、使用を控えるか医師に相談しましょう。
- 胃痛や胃もたれ、吐き気
- 腎機能の低下
- アレルギー反応(かゆみ・発疹)
ロキソニンを安全に使用するポイント
ロキソニンを使う際には、以下の点に注意しましょう。
- 空腹時に服用しない → 食後に飲むことで胃への負担を軽減できる
- 1日2回までに抑える → 過剰な使用は副作用を引き起こすリスクがある
- 痛みが和らいだら服用をやめる → 長期間の使用は避ける
ロキソニンを飲み続けるのではなく、「痛みを抑えて整体やストレッチを行うためのサポート」として活用することが大切です。
ロキソニン以外の薬やサプリメントの選択肢
五十肩の痛みを和らげるためには、ロキソニン以外の方法も検討できます。
湿布薬の使用
五十肩の痛みがある場合、湿布薬を活用するのも一つの手です。
- 冷湿布:急性期(炎症が強いとき)に使用し、熱を持った痛みを抑える
- 温湿布:慢性期(痛みが落ち着いてきたとき)に使用し、血流を促して回復を助ける
湿布は薬と比べて副作用が少なく、比較的安心して使えるため、日常的な痛みのケアに適しています。
漢方薬やサプリメント
五十肩の回復を促進するために、体質改善を目的とした漢方薬やサプリメントを取り入れるのも効果的です。
- 葛根湯(かっこんとう):筋肉のこわばりをほぐし、血流を良くする
- オメガ3脂肪酸(EPA・DHA):炎症を抑える作用があり、魚油や亜麻仁油に含まれる
- ビタミンD・マグネシウム:筋肉や関節の健康をサポートし、肩の回復を促す
これらの補助的なケアを取り入れることで、五十肩の改善をサポートすることができます。
ロキソニンだけに頼らず、根本治療を目指そう
ロキソニンは五十肩の痛みを一時的に抑えるのに有効ですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。痛みが軽減したら、整体やストレッチ、生活習慣の改善を取り入れ、肩の動きを回復させることが重要です。
整体では、筋肉の緊張をほぐし、肩の可動域を広げる施術を受けることができるため、根本的な改善を目指す場合は、整体院での施術を検討するとよいでしょう。
五十肩を予防・改善するための日常生活のポイント
五十肩の発症を防ぎ、すでに痛みがある場合は早期改善を促すためには、日常生活の見直しが欠かせません。肩の負担を減らす工夫や、痛みを悪化させないための生活習慣を意識することで、五十肩を予防・改善することができます。
デスクワーク・家事の負担を減らす方法
長時間のデスクワークや家事が肩に負担をかけ、五十肩を悪化させる原因となることがあります。特に、猫背や巻き肩の姿勢は肩関節への負担を増大させるため、適切な姿勢を意識することが重要です。
デスクワーク時の注意点
- 正しい姿勢を維持する
椅子に深く腰掛け、背もたれを活用して背筋を伸ばしましょう。モニターの高さを目の高さに合わせ、首や肩に負担をかけない姿勢を保つことが大切です。 - 肩を定期的に動かす
長時間同じ姿勢を続けると肩が硬直しやすくなるため、1時間ごとに肩を回すなど軽いストレッチを取り入れるのが効果的です。 - アームレストやクッションを活用する
キーボードやマウスの使用時に肩を浮かせると負担が増すため、アームレストを活用し、肩の負担を減らしましょう。
家事をするときのポイント
- 洗濯物を干すときは低い位置から
洗濯物を干すときに腕を高く上げる動作は、五十肩の症状を悪化させる原因になります。負担を減らすために、室内干しラックを低めに設置するなどの工夫をしましょう。 - 掃除機や雑巾がけの動作に注意
掃除の際に肩を前後に大きく動かすと、肩関節に負担がかかります。掃除機をかけるときは、腕ではなく腰の動きでカバーするように意識すると負担が軽減できます。
正しい姿勢を維持するためのコツ
五十肩を予防・改善するためには、普段の姿勢を意識して肩や背中に負担をかけないようにすることが重要です。
- 猫背を改善する
胸を張るように意識し、肩甲骨を軽く引き寄せると、肩周りの筋肉が適切に働きます。デスクワーク中や歩いているときも姿勢を意識しましょう。 - 肩甲骨を動かす習慣をつける
肩甲骨を意識的に動かすことで、肩関節の可動域が広がり、五十肩のリスクを減らすことができます。肩をすくめる動作や、肩甲骨を寄せるストレッチを日常的に取り入れると効果的です。
睡眠時の肩の負担を減らす枕の選び方
五十肩の痛みがあるときは、寝る姿勢にも注意が必要です。特に、肩に負担をかけない枕を選ぶことで、痛みを和らげることができます。
- 仰向けで寝るときの枕の高さ
高すぎる枕は首や肩に負担をかけるため、できるだけ低めの枕を選びましょう。肩がしっかりと支えられる形状の枕を選ぶと、寝ている間の負担を軽減できます。 - 横向きで寝るときのポイント
五十肩がある場合、痛い肩を下にすると負担がかかるため、反対側を下にして寝るのが望ましいです。また、抱き枕を使うことで肩の負担を分散できます。 - 寝返りを打ちやすい環境を作る
柔らかすぎる布団は寝返りがしにくくなり、肩の血流が悪くなることがあります。適度な硬さのマットレスを選ぶことで、寝返りをしやすくなり、肩の負担を軽減できます。
食生活の工夫|炎症を抑える栄養素とは?
五十肩の痛みを和らげ、炎症を抑えるためには、食生活の改善も重要です。特に、抗炎症作用のある食品を意識的に摂ることで、体の内側から回復をサポートできます。
- オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)
青魚(サバ・イワシ・サンマ)に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、炎症を抑える効果があります。五十肩の痛みを軽減するために、積極的に取り入れましょう。 - ビタミンD・マグネシウム
ビタミンDは骨や筋肉の健康を維持するのに役立ち、五十肩の回復をサポートします。日光を浴びることで体内で合成されるほか、サーモンやキノコ類にも豊富に含まれています。 - 抗酸化作用のある食品
トマトやナッツ類に含まれるビタミンE、緑黄色野菜に含まれるビタミンCは、細胞の老化を防ぎ、筋肉や関節の健康を保つのに役立ちます。 - 過剰な糖分や加工食品を避ける
精製された糖分や加工食品は炎症を促進する可能性があるため、できるだけ控えるのが望ましいです。バランスの良い食生活を心がけることで、五十肩の回復をサポートできます。
五十肩の治療でよくある疑問とQ&A
五十肩の症状に悩んでいる方の中には、「この痛みは自然に治るのか?」「病院に行くタイミングは?」など、多くの疑問を抱えている人も多いでしょう。ここでは、五十肩に関するよくある質問とその答えを詳しく解説します。
五十肩は放置しても自然に治る?
五十肩は時間の経過とともに症状が改善することもありますが、完全に放置すると肩の可動域が狭くなったままになる可能性があります。特に、痛みが落ち着いた後も肩が固まったままになる「拘縮(こうしゅく)」の状態になると、元の動きを取り戻すのが難しくなります。
自然回復には1年~2年かかるケースも
五十肩は「急性期→慢性期→回復期」の順で進行しますが、何もせずに自然回復を待つと、1年~2年かかることがあります。そのため、できるだけ早く整体やストレッチを取り入れ、積極的に肩を動かして可動域を保つことが大切です。
整体で筋肉の緊張をほぐし、リハビリを並行して行うことで、回復を早めることができます。放置せずに、適切なケアを受けることをおすすめします。
どのタイミングで病院に行くべき?
基本的に五十肩は整体やリハビリで改善することが多いですが、以下のような症状がある場合は病院(整形外科)での診察を受けるのが望ましいです。
- 肩の痛みが激しく、夜も眠れない
- 肩の可動域が極端に制限されている
- 痛みが数ヶ月続き、悪化している
- 肩だけでなく腕や手にしびれが出ている
ただし、整形外科では主に痛み止めの処方や一時的な対症療法が中心となるため、根本的な改善にはつながりにくい場合があります。そのため、まずは整体で適切な施術を受け、必要に応じて病院で診断を受けることが理想的な流れとなります。
治療期間はどのくらいかかるのか?
五十肩の回復には個人差がありますが、一般的には以下のような期間がかかります。
- 痛みの強い急性期(1~3ヶ月)
強い痛みがある時期で、この間は炎症を抑えるためのケアが重要です。必要に応じてロキソニンや湿布を使いながら、無理のない範囲でストレッチを行いましょう。 - 慢性期(3~6ヶ月)
痛みは少し落ち着くものの、肩の可動域が制限されている状態。この時期には整体やリハビリを積極的に取り入れ、肩の動きを改善することが重要になります。 - 回復期(6ヶ月~1年)
痛みがほぼなくなり、肩の可動域が徐々に回復する時期。適切な運動とストレッチを継続することで、肩の柔軟性を取り戻せます。
ただし、何も対策をしなければ回復が遅れ、1年以上痛みが続くケースもあります。早めに整体でケアを開始し、適切なストレッチを取り入れることで、回復期間を短縮することが可能です。
五十肩と似た症状の病気はある?
五十肩と間違えやすい病気もあるため、自己判断せずに適切な診断を受けることが大切です。
- 腱板断裂(けんばんだんれつ)
五十肩と似た症状ですが、腱板という肩の筋肉が損傷しているため、痛みが長引きます。特に、肩を上げるときに激痛が走る場合は腱板断裂の可能性があるため、整形外科での診断が必要です。 - 石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)
肩関節にカルシウムが沈着し、急激な痛みを引き起こす疾患です。五十肩よりも痛みが強く、特に夜間痛がひどい場合はこの病気の可能性があります。 - 肩関節炎(リウマチ性疾患)
体の他の関節にも痛みがある場合、リウマチ性疾患の可能性があります。五十肩と見分けがつきにくいこともあるため、診察を受けて正しい判断をしてもらうことが重要です。
まとめ
五十肩は自然に治ることもありますが、放置すると回復が遅れ、肩の可動域が制限されてしまうリスクがあります。できるだけ早く整体で適切なケアを受け、ストレッチやリハビリを取り入れることで、回復をスムーズに進めることができます。
また、痛みが極端に強い場合や、肩だけでなく腕や手にしびれが出る場合は、整形外科での診察も検討しましょう。ただし、整形外科では主に対症療法が中心となるため、根本的な改善を目指す場合は整体との併用がおすすめです。
五十肩は早期の対応が回復を早める鍵となります。整体での施術を受けながら、日常生活の姿勢改善やセルフケアを続けることで、スムーズに肩の機能を取り戻しましょう。

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