本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
宇都宮すずたつ整体院社長の鈴木達也ことすずたつです。
本日はなかなか改善しない慢性的な腰痛の方へ向けて、実は筋肉を緩めるだけが腰痛へのアプローチではないということを
このブログを通してお伝えさせていただければと思います。
最初に軽く私の経歴をお話しすると
宇都宮で腰痛専門の整体院を2017年から開業しており今まで計25000人の腰痛でお悩みの方を笑顔に変えてきました。
そんな私の経験を踏まえて専門家の立場からブログを書かせていただきますので、
このブログを最後までお読みいただいたあなたは、整骨院や整体院、もみほぐしに行っても腰痛が根本的に改善しないのか?という疑問が晴れるかと思います。
なぜ、整骨院や整体院で施術を受けても腰痛が定期的に起こるのか?
この疑問は実際、私が担当している患者様から多く聞く質問になります。
プロの施術を受けたけども効果がはっきりしなかったり、その場は良いなと感じても家に帰ってみると元に戻ってしまっていたり、このブログを読まれているあなたも同じような疑問を持たれたことはありませんか?
その疑問の答えとして私が患者様へお伝えしていることが2つあります。
それは、
①筋肉の緊張だけが腰痛の原因ではないこと
②知らず知らずの日常生活の中で腰痛を引き起こすような負担のかかる動きが定着してしまっていること
今からこの二つの内容について説明をしていきますが、
その前に腰痛という症状はどのようなものなのかを解説していきます。
腰痛とは?
腰痛とは、筋肉、骨格、のバランスの不均衡によって腰部に痛みを伴う疾患になります。
腰痛の原因としては多くの論文などが出ていますが、一般的には筋肉の緊張=腰痛の原因と考える整骨院や整体院が一般的です。
ですが、医学的なエビデンス(科学的根拠)レベルで腰痛を説明すると約8割の腰痛に関しては原因不明と言われています。
そのくらい腰痛の原因要素は多く、私たちは患者様との問診の中で多くの原因から今までの経験と知識を元に腰痛の原因に目星を立てていく見立てを行います。
この見立てが間違っていると効果が出ないあまりか症状が悪化してしまうという最悪のケースも考えられます。
当院が考える腰痛の原因3選!!
当院では大きく3つの要因で腰痛を区別しております。
その要因が
①筋・筋膜由来
②骨格・姿勢由来
③自律神経系・内臓由来
上記の3つになります。
それぞれの要因で腰痛が発生する仕組みについて説明をさせていただきます。
筋・筋膜由来の腰痛
腰痛を考える際に一般的に大多数を占める考え方が筋・筋膜性の腰痛になります。
これは普段の生活の中で筋肉に対して負担が加わることで筋肉の緊張度が高くなり、その状態で更に負担のある動作を重ねることで筋肉が過緊張を起こし腰痛を出現させるといった考え方になります。
筋膜性の考え方も人間の筋肉の周りには筋膜という薄い膜が全身を全身タイツのような形で包んでいると言われており、その筋膜が普段使いの中で寄れてしまったり、筋膜同士が癒着してしまうことにより血行不良を起こし、その結果筋肉の緊張度を強め腰痛が発生するといった仕組みになります。
骨格・姿勢由来の腰痛
こちらの考えは筋・筋膜性の腰痛が慢性的に続くことにより緊張した筋肉が骨と骨を引っ張ることにより、悪い姿勢の定着、骨の変形(慢性的に引っ張られた骨はしなりを起こし正常な状態と比べて反り返るような変化が見られます)により
一時的に筋・筋膜由来に対するアプローチを行なっても、軸の部分の骨格が歪んでしまっているので、その骨格の歪みに対して筋肉もバランスを取ろうと元の硬さに戻ってしまうという状況になります。
この状況がよく患者様がおっしゃられる『施術をした時は良いんだけどすぐに戻ってしまう』という体の状況の正体になります。
何年前から、何ヶ月前からなどのように慢性的に腰痛をかかえている方に見られる要因になります。
自律神経系・内臓疲労由来の腰痛
腰痛というと筋肉や骨など目に見える部分の目に見える炎症や変化を原因として考えがちですが、実は目に見えない部分の要因というものも多く存在します。
自律神経とは人間の精神の安定を司る部分になります。
興奮している時は交感神経優位に働き、リラックスをしている時は副交感神経優位に働いています。
この交感神経と副交感神経の切り替えのリズムが乱れることによってうつ病や不眠症、精神的ストレスを多く感じるようになります。
副交感神経は内臓の働きにも密接に関係しているので、自律神経が乱れることにより内臓機能も低下します。
そうすると消化不良や便秘または下痢などの症状も見られるようになり、内臓が疲労することによって体が疲れた内臓を守るために筋性防御といって疲労している内臓周辺の筋肉を鎧のように緊張させてしまう反応が起こり、元々の筋肉疲労に合わせて内臓を守るために筋性防御が働き腰痛が起こってしまうという場合があります。
宇都宮すずたつ整体院での改善法
当院では、腰痛に対して一辺倒に同じ施術を行うのではなく
腰痛の要因を
①筋・筋膜由来
②骨格・姿勢由来
③自律神経・内臓疲労由来
3パターンのどれに当てはまるのかを見極めるために初診時に1時間弱の問診(ヒヤリング)により患者様の腰痛のタイプを区別していきます。
筋・筋膜要因の場合は、固まってしまった筋肉に対して緊張を緩めるために手技又は道具を使って痛みのなかった状態の筋肉の緩みまで筋肉の緊張を取っていきます。
特に反応の良い施術として金属カッサ療法があります。
カッサと呼ばれるプレート状の金属を筋膜の癒着がある部分に対して擦るように当ててあげることで筋膜の癒着を直接剥がすことが出来、血流の改善ならびに筋肉の緩みを目的とした施術になります。
骨格・姿勢由来の場合は骨格矯正などの姿勢の土台を整えることを中心にアプローチを行うことで施術を受けた後も戻りのない状態を定着させていきます。
姿勢の歪みには日常生活の中での間違った体の使い方も大きく関係しているので、専門家の視点からどのような動作がご自身の体のマイナスになっているのかの健康のためのご指導もさせていただきます。
骨に対してのアプローチと聞くとボキボキ、バキバキといった強い刺激での矯正などをイメージされる方も多くいらっしゃいますが、当院では強い刺激ではなく、体の負担の少ない優しい施術により、骨格・姿勢の歪みの改善を目指していきますのでご安心ください。
自律神経・内臓疲労の場合には栄養学からのアプローチによる食習慣の見直しと自律神経を整える頭蓋骨に対するアプローチをメインに施術を行っていきます。
自律神経の施術の場合はあまり腰に触れることはありませんが、患者様の希望があれば、筋・筋膜性の施術と併用させていただくことも可能ですので、症状の改善が目的だが、少しは患部に触れてほしいという声もありますので、そういった患者様にも対応させていただいておりますのでお気軽にお申し付けください。
本日のブログを一読いただきまして当院の施術に興味を持たれたという方は
下記のURLのリンクから『腰痛専門ページ』に移ることができますので、ぜひご覧ください。
本日はブログをご覧いただきありがとうございました。
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